日ごろの備え・・・その② おあしす弐号館消防訓練の巻!
異動のカチコミを受け早や4カ月、お客様もこんな私に馴染んでこられたご様子で「身体が大きいね~、でもね漢は心が大きいともっといいんよ!」と有難いお言葉をかけて頂き、仰る通りでございます・・・、と小さな心の中で呟いている今日この頃。
Small heart、おあしす弐号館Mr.Nでございます。
前回ブログにて生意気にも次回予告をさせて頂きましたが、今回は緊急企画で急遽予定変更!楽しみにされていた方々には心よりお詫び申し上げます。
さて、タイトルにもあります「消防訓練」ですが、大体は訓練内容をアップする事が多いのではないのでしょうか?まぁ当然の事ですよね。
しかし私はMr.N、心は小さいが態度はデカイをモットーに今回も一味違う内容を皆様へお届け致しますんでね!はい、もう鉄板ネタになりましたが裏タイトルを発表します。
裏タイトルは「本音だらけの消防訓練」、一つ前のふたじまブログを先に読んで頂く事をお勧めします。
まずは訓練指導隊長(以下隊長へ省略)より避難誘導の段取りと消火器の説明を受けます。
使用時のピノキオ頭文字の意味や重量、使用期限の目安など、消火器一本でも学ぶことは多く、皆から「へぇぇぇ~~~~」とトリビアの泉を思い出させる開始から新発見の連続。
途中隊長から「消火器1本、消化剤が出続ける時間はどれくらいでしょうか?」との質問がありました。参加職員一人ずつから返答を求める欲しがりな隊長、「10分!」「5分」など思い思いの返答が飛び交う中、私の順番。
N:「15秒です」(ちょっとドヤ顔)
隊長:「正解です!」
皆:「おぉ~~」
と、周囲がどよめく中ひとり胸の奥で「だってふたじまブログ見たばっかりなんやもん」と少しばかりこっぱずかしい気持ちになってしまいましたが、そこは持ち前の態度のデカさで難なくカバー。
ここでGODがポツリと一言、「15秒で本当に消化できるんやか・・・」、このワードちょいちょい出てきますんで覚えておいて下さいね笑。
続いて、火災通報訓練。
実際に消防署へ火災の通報をする、と言う脈拍150超えのドキドキ訓練です。
想定はふたじまと同様に「厨房での天ぷら火災」。天ぷら火災の実体験があると言うK職員が通報役に任命されました。
実体験の時は慌てふためいて、なんと火がついている油に水をかけてしまったとの事。すぐに鍋蓋をして大事には至らなかったそうです。(良かったですね本当に・・・汗)
K職員、とまどいと緊張と実体験のワタシ、と様々な思いが交差する中隊長の指示通りマイスマホを取り出し、「119でいいんですよねぇ?」と確認しスマホをタップ。「あれぇ?繋がらんけどぉ?」と困惑顔。皆で確認すると「Kさん、それスマホロック解除画面やん」と、お茶目な一面パート1。ガチガチに緊張しているのか、ただの天然なのかはご想像にお任せします笑。さぁスマホロック解除と思いきやお次は左下にある「緊急」ボタンに興味津々。
K:「これぇ押してもいけますかぁ?」
隊長:「どちらでもいいですよ」
K:「うぅ~~~んっ、どっちにしよぅかなぁ」とお茶目な一面パート2。
周囲の心の声が「いいけ早よせっちゃ!」と聞こえてきそうな雰囲気の中、ようやく119をタップし消防署に繋がります。
隊長曰く、実際の火災通報と同じ質問があるのでまずは冷静に所在地、火災状況、通報者を伝えて下さい、と事前アドバイスを頂きましたが・・・。
K職員、体操時のロリポップボイスとは真逆で凛とした声色で冷静に対応していました。
何故か通報直後と切際に「Kです」と2回名乗ったかは不明ですが、大役を無事に務めあげてくれました。
続いて消火訓練。
実際の粉末消火器は使用できませんので、水が噴射される消火器を使って訓練。
「本当にこんなんで天ぷら火災消化できるん?」と聞き覚えのあるセリフが聞こえてきた直後に隊長からの喝が入ります。
隊長:「自分の背丈ほどの炎であれば十分消化できますよ」との事。しかしGODは納得いかない表情、一人ぶつぶつ呟きながらも訓練は進みます。
降りしきる雨の中での消化訓練でした。私は屋外からの撮影を試みる為に傘を差してスタンバイ、スモールハート内では「どうせ雨が降ってこっちは濡れとるんやけ誰かギャグで水消火器かけてくれたら面白いのに」と不謹慎な気持ちが沸いてきていました。
ところが皆さん、思いのほか真面目に消火器使用訓練を開始、こちらには見向きもしません泣。
運転手さんチーム、次男から三男へアドバイス。
次男:「ピノキオやぞピノキオ!」
三男:「・・・はいはい」
次男さん、ピノキオと言いながらの手技がめちゃくちゃ早い笑。構造を完全熟知しているのか経験者なのかは不明ですが、後から聞いた話では「これ終わったら帰っていいってセンター長が言ってたもんね」と別の力に後を押されていた様です。
続いてKさん、「あぁ~~んどうするんこれぇ~」といいながらも隣のAさんの適格な手順をカンニングして無事に放水完了。ここまで来たらお茶目な一面パート3を期待していましたがなにやら元気がない様子。どうやら通報訓練でかなりのチャクラを使い果たした様でした。
さぁ今一納得していない我らがGODの登場、放水直前にまたも例のワードを呟きます。
GOD:「絶対こんなんで消えんちゃ」
と言いながらも放水している姿、特に目の色は誰よりも輝いて楽しそうにしていました(あくまでNの主観です)。
隣の新米相談員は会話相手の植木を気にしながらも一気に放水、手順はまずまずでしたが、やはり気になるのか植木にチラチラ視線が行ってましたね。語りかけているおかげか植木はすくすく育っています。